48回のぶんかつ

4年間の苦行を乗り越えろ!

1934年製のSummarと最新のSummiluxを比較する

久しぶりの投稿。

最近あったニュースは、彼女と別れた。

 

一応告白して、お別れしたから彼女だったんだと思う。

だけど付き合っていた、とは思えない。告白してから1回しか会ってないから。

 

ずーっと彼女のことばっかりで写真撮影できず

久しぶりにカメラ持ち出したら楽しかった。

 

さて、買ってから1度しか(彼女と鎌倉行ったとき。大きさに引いてたなー)外に持ち出してないLumix S1にSummar 50mmとSummilux 35mmを付けて撮り比べてみた。

 

最近Mマウントのアダプターを購入して、MマウントレンズをLumix S1につけて楽しんでいるのだけど、レンズの特性がよくわかって面白い。遊んでたところ、Summarが思いのほかシャープに写るもんで、外でしっかり試したくなったというのが今回の経緯。

 

じゃ、写真を並べてみましょう。両方とも開放です。

Summilux 35mm asph.

Summar 50mm(ノンコート)

100%クロップ Summilux

100%クロップ Summar

フレアー耐性が全然違うよね。

高周波のコントラストはやっぱり現代レンズが強い。

でもそれ以外の解像度はあまり変わらないよね。

 

現代ライカレンズって、ボケが美しいとかじゃなくて、こういう色の出方が独特なんだよね。青がかなり締まっているし、マイクロコントラストが凄い。昔からシャープネスを高くすることが設計思想にあるわけで、立体感とかはそこにあるのかもしれない。

ぼく個人的には、Summarのようなふんわり立体感のほうが好き。

 

軽いカメラとズマールでスナップをしたい・・・続く(笑)

 

 

初めてのワークショップに参加する

東京青山にある某ワークショップに参加してきました。

最初のトークはとても勉強になる内容で、かっこいいモノクロ写真はこういうポイント(というか共通点?)があるんだ!って気づくことができました。

 

トークの後は1本のフィルムを渡され、新宿御苑で各自バラバラになって写真を撮ってくるというものでした。

来週までに撮りきって、ワークショップで現像からプリントまでするようです。

 

「全てが良いショットであるように。とりあえず撮っておこうはダメだよ。」

と言われていたのですが、いつもの癖で何ショットかは試し撮りみたいなショットを取ってしまいました。

来週現像が楽しみ、、ではなく、あーいやだなー変なショットばかりなんだろうなーっていうのが本音です。

 

こっそりデジタル(GRIII)で撮ったりもしていました(笑)

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いいトーンですよね。

てか、GRIII優秀すぎる(笑)サッと撮っただけの、しかも撮って出しですよ、これ。

 

今日は天候がドピーカンでしたので、外で撮るのは難しいと判断。新宿御苑の温室ハウスにまっすぐ向かったのは正解でした。ハウスの屋根がトレーシングペーパーのような役割をして、光が柔らかかったです。

 

しかし渡されたフィルムがISO100で、今日はISO80で撮りましょう!なんて言われたため、日陰だとf2の1/15とか1/30とか。ずーっと人間三脚をしていたので本当に疲れました。はやく三脚が欲しい。

 

そうそう、三脚買ったんですよ、今年の頭に。

Gitzoがクラファンするっていうから買ったんですが、なかなか届かない。

イヤーこのワークショップに間に合ってほしかった。

 

新宿御苑はコロナのせいか、14:30で閉苑となっていて1時間くらいしか撮影時間がありませんでした。今度はゆっくりと三脚を持ってきて(笑)撮りに来ようかな。

 

次は来週のプリント後に結果報告ですね。

それではまた。

 

 

 

 

2020年最後の買い物

昨年の年末なにしてたかな?とiPhoneの写真見てみたら、家族と大阪旅行に出かけていました。今年は直前まで計画していたのだけど、祖母からやっぱりやめようということで、キャンセル。静かな正月を迎えそうです。

 

2020年も終わりますね。さて、最後に買ったカメラは

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RICHO GRIII

 

でした。そしてこのファインダー、24mm用なのですがM8のためにx1.3にクロップされた枠があるんです。これが32mm相当になるのですが、インターネット記事でこれがいいって書いてあったので、中古で探して買いました。本体8万強に対して、ファインダー4万円。

まだディスコンになっておらず新品でも購入できたのですが、11万円と高い。この中古はほんの少し外観に使用感は見られますが、中身はクリアーでお買い得でした(?)

 

このファインダーを買うために、銀座まで行く途中、GRIIIの試し撮りもしてきました。

なんとなく一枚撮った写真がこちら。

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JPEG撮って出しです。ハイライトが飛ばないような露出設定で撮ったところ、意図せず見事に空が真っ暗になり、「なんじゃこりゃ」となりました。

 

開放でも撮ってみました。これもJPEG撮って出し。設定は「ポジフィルム」です。

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これはいい作例ではないか(^^;)

やっぱり小型なカメラは良いですね。重厚感もあるので気に入りました。

 

そうそう、24mmファインダーですが、倍率が低いのが難点です。(0.58倍らしい?)

一方で、同じ店に売っていた28mmファインダーは倍率が高くてとてもよかった。だけど周辺が黒いゴミみたいなのが大量にあったんですよねー。あれなかったら買ってたかも。7万弱でしたが。

 

ただ私の場合は構図決めるとき、倍率低いほうが好きなんですよね。バルナックライカのファインダーとか結構好きです。

 

また機会があれば手に入れたいものです。

 

9/6 水平垂直の話

どういう写真に自分は惹かれているんだろうと悩む。

Flickrでひたすら気に入った写真をファボって後で見返すと、1つのことに気が付きました。

水平垂直がバシッと決まっている写真が好きだったんです。

 

アッと気づかされました。まあ基本中の基本なんですけどね。

来週末、ちょうど夏休みで時間があるので、ちょっと意識して撮影しに行きたいと思います。



9/4 パソコンを新調しました。

写真を趣味にする前に買ったPCが容量不足になり、撮った写真データをずっとSDカードに保存しなければなりませんでした。

外付けHDDを購入しようかなとも思ったのですが、Photoshopで覆い焼きをするとかなりカクついていたので、パソコンごと新調することに。

 

1か月ほど調べて、無駄にパソコンの性能について勉強しました。

いっそバックアップも手動でとらなくていいように起動用SSD、保存用SSD、バックアップ用HDDと3つのドライブを構築しようと思い、BTOで組むことに。

それでもパソコンのことは詳しくないので、メーカー製PCを。となると希望に合うスペックを組み立てられるのはエプソンしかないという結論に至りました。

 

うーん高いなあとか悩んでいたら8/25に新製品を発表したので、これは運命だ!なんて思い注文。できる限り必要最小限のスペックにしたとは思うのですが、20万円を超えました。

 

そうすると、私の金銭感覚が易々と崩壊され、いっそモニターも最高のものにしようと考え、EIZOのハードウェアキャリブレーション機能を有するモニター(しかも4K!!)を購入。これもたまたま整備済品1品のみという絶好の機会に出会ってしまったのが原因です。お値段18万円

付属品も諸々含めて40万近い買い物になりました。

 

届いたのが9/1くらい。在宅勤務中でしたがすっぽかしてセッティングし、いざ起動。

4Kの綺麗さには、度肝を抜かれます。(買う前に秋葉原に行って実物を見て購入を決意しているわけですが)

ドットが見えないくらい高精細なので、プリントしたものと何ら変わりがありません。

今後プリントするというのは過去の手法になるんだなと確証を得ました。

 

エプソンのPCにEIZOのモニターと日本製至上主義者みたいな構成になりましたが、信頼と安心の日本ということに関しては私も信じており、所有欲が満たされています。

雑には扱いませんが、酷使はしたいと思います。

 

充電が面倒

今日のぼやきみたいな投稿

 

ふとデジタルに移行しようと思った。

理由は、印画紙が高くて入手困難になってきたから。

 

イカを長く使っているから、量販店でNikonCanonの一桁台のカメラを触ると

「でけえな・・・」

って思ってしまう。(Nikon D5500は持ちやすかった。けどスペックが購入欲をそそらない。)

 

なんでライカ使っているかって、申し訳なさそうについているグリップがないから持ちやすい。コンパクト。あと金のかけ方が違う。

ボディもレンズも潤沢なお金を費やして作っている。使っていて気持ちがいい。

ただそれだけ。

 

イカのレンズは空気感まで映るとかいうけど、どうなんだろう。

あれは、周辺減光となだらかでないバスっと切れるボケなわけで。

 

イカは写らないっていうけど、当時のライカ社員に失礼だからね?

どの企業もよく写るレンズを研究していたんだから。

 

エルマーが写らないって、絞って撮ってみたらそんなことないから。

バキバキだから。たしかに結像は甘いけど、近景から遠景にかけてバキバキに映るから。まるで立体感がない。開放は好きよ。

 

 

あと、デジタル写真をA3くらいに引き伸ばした写真を見ると、あんまり面白く無いと感じる。解像度足らずでぼやけているところとか。

一方で、A3引き伸ばされた(デジタルプリントなんだろうけど)フィルムの写真を見ると立体感がある。

フィルムの粒子って偉大だなって思った。

 

なんかフィルムに固執するオジサンの必死の抵抗みたいになってきた。

どうせ、やっぱり僕はフィルムがいいんだ、みたいな締め方するんだろ。

 

でもねー、本当はデジタルに移行したいのよ。

心のどこかで、撮った写真をすぐ観れる便利さと現像で失敗を気にしなくていい安心が羨ましいと思っているの。

 

Photoshopでフィルムの粒子は再現できるからね。さっき言ったことは解決できちゃうわけ。

 

問題はバッテリー。充電を気にしたくない。

スマホ、PC、イヤホンなどなど。デジタル化でたくさんの家電を充電しなくちゃいけなくなった。

急に写真を撮りたくなった時、電池ありませんでした。は嫌じゃん。

 

我慢なのかなあ。

充電するクセが身についたら気にならなくなるんだろうか。

 

んー、今後どうしていこう。

 

 

 

6/27 東京庭園美術館へ行ってきました。


土曜日は晴れていたので、どこかに出かけたいと思いネットサーフィンしていると、写真撮影可能な美術館を見つけました。

 

どうやら丁度展覧会をやっているようで、Leica M5にSummilux 35mm asph FLE.をつけて写真を撮りに行ってきました。

 

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古風な部屋の内装が、モノクロととても相性が良かったです。

アール・デコという1930年くらいまで流行した装飾だそうで、今の日本には無い美しさがありました。

 

念のためTRI-Xを3本持って行きましたが、2本撮り切りという私としては珍しいフィルム使用量でした。それだけ良い展覧会だったということでしょうか。

私と同じようにカメラを持って写真を撮っている人が多くて、その中にフィルムユーザーは一人もいなかったのが少し寂しかったです。

 

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今回はTRI-XをISO400で撮ったのですが、帰ってきて自家現像するとき、現像液の温度管理を適当にしてしまって、入れる時は20℃にしたのですが、おそらく排出時は22℃くらいになっていたと思います。ネガは総じて濃いものでしたが、デジタルの力で復旧しています。

 

現行ズミルックスの階調に少し疑問を抱いていたのですが、ばっちり良い階調が出てて、凄く嬉しかったです。もうズマロンに浮気なんかしないかもしれません。

私はこれくらいの階調が好きなのかもしれません。ハイコントラストより少し眠いんじゃないかと思われるくらいが好きです。しかしハイシャドーはしっかり締まってほしい。今回の現像は、雑でしたけど満足いくものでした。

 

ところが、フィルム乾燥後、カットする前にスキャンしたいが為に急いでしまい、f2.8でスキャンしてしまいました。そのため、粒子がしっかりと写っていません。今度からは気をつけないと。

 

5ヶ月ぶりくらいに写真を撮ったかもしれません。非常に楽しかったです。

今週末も、どこか撮りに出掛けれれば、と思います。

 

 

PS.

美術館に来ていたカップルが、説明パネルの肖像を指差し、

「ねえ、これ、じいじ」

って言っていて凄い孫娘が来ているんだな、と驚きました。

 

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